第3回東京支部テニス練習会(湯河原合宿)報告                  


                                         2004年9月21日
                                         報告者 藤本晃三


9月17日(金)〜18日(土)、湯河原ラケットクラブにおいて今年3回目の練習会(合宿)を行った。湯河原RCでの練習会は、昨年(9月26〜27日)に次いで二度目であるが、昨年よりも1週間早く、また今年は記録的な猛暑であったにも拘わらず、当日は前線の影響で曇りがちの天気となり、気温も26度前後と昨年の練習会の時よりも凌ぎやすく、好コンディションとなった。

第1日目は10人が参加して午後1時から練習を開始。
参加者の顔ぶれは、野村(S33)、田中(34)、南後(37)、藤本(37)、近藤(38)、
海老(38)、嘉納(38)、中野(39)、鳴尾(39)、中村(50)、そして程なく魚住氏(33)が応援に参加。

後列向かって左より  吉岡、田中正、野村、高松、中村、南後、藤本、近藤
       前列向かって左より 海老、中野、鳴尾、嘉納、魚住


世話役の近藤氏が用意した組み合わせ表に沿って、順次パートナーや相手を変えてワンセットマッチを行い、熱戦を繰り広げた。日頃の練習量が豊富な近藤、中野氏が安定した強さを見せる一方で、野村、田中両ベテランも負けじと最近の練習の成果を披瀝し、雰囲気も終始引き締まった練習会となった。

4時半頃になり、同クラブ支配人の柳恵誌朗氏が参加して、柳・中村組対南後・近藤組でエキジビション・マッチを披露。 166センチ65キロの小柄な体躯ながら80ポンドに張ったラケットを駆使する63歳の元デ杯選手・監督は、好調の南後・近藤組を6−3で制して貫禄を見せた。
USオープンのテレビ解説のため3週間のNY滞在を終えて帰国したばかりと言う氏は、疲れが溜まっている様子であったが、ゲームが終わってからはひとしきり、今大会での杉山・浅越選手達の活躍ぶりや、最近のプレーヤー達のストロークの変化など、とれたてテニス談義をしてくれて、しばし興味深いひと時を過ごした。 終わって温泉入浴・夕食・懇談がいつものように和やかに続き、就寝。


後列左より 中野、近藤、野村、南後、嘉納、海老
前列   藤本、田中正

翌18日は9時から練習を再開。前日と同様の曇天で一時俄か雨にも見舞われたが、練習には支障なく、また高松大先輩(19)と吉岡氏(42)が加わって一段と賑やかになり、前日に引き続きみっちりとゲームを楽しんだ。 83歳の大ベテランは益々お元気で、スピードと切れのあるサービスやフォアのストロークが光っていた。 40年代で気を吐く吉岡、同じく50年代の中村、また湯河原へは初参加の海老、鳴尾、そして腰痛・足痛をかばいながら気を吐く嘉納、各氏の調子も上々で、この分なら10月の三商大関東OB戦も大いに期待が持てるだろうとの印象を皆が抱いて、昼食の後流れ解散した。 

                                              以上